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ひげおやじのひとりごと

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本能と理性の戦い?

前回に続き、今回は
【戦うこと(暴力・戦争)が本能で、戦わないこと(非暴力不服従)はそれを理性で抑えているのか?】
というテーマでお送りします

人はなぜ人を殺すのか?

そもそも、生き物は生き物を殺して生きています。
いただきますの項参照)
自らの命を繋ぐ為、他のものの命がどうしても必要だからですが、それは感情でなく本能です。
つまり、憎しみからではありません。
また、ほとんどの生き物は自分と同種の生き物を殺しません。
いわゆる共食いをしないってことです。
生殖本能からオス同士が争うことはありますが、致命傷に至る傷を相手に負わすことはまれだと思います。

ここで、以上の2点を解説します
①「生きることは食べること」

②「共食いをしないこと」


① 弱肉強食という言葉があります、いかにも残忍で無秩序な殺戮を連想するかもしれませんが、実は自然界に生きるすべての命というものの本質です

どんな小さな生き物も、あるいは植物でも、他の生き物を殺し、または屍を自分に取り込んで(食べて)生きています。
無機質である石や砂を食べても命を繋げない(栄養素・酵素が存在しない)からです。
つまり、生きるということは命と命の繋がり合いなのです。(食物連鎖)
そうした生命の本質から人間を捉えてみると、人は死んでも他の生き物に命を繋ぐことは稀ですよね?
他の命はグルメだなんだ言ってタラフク食ってるくせに!?
もちろん、土葬にすれば、動物の餌にはならないにしても、微生物・バクテリアによって最終的には自然の中に溶け込んでいくわけですが、この国は一般的に火葬にしますから、そこでも命の繋がりは切れてしまうのです。

ワタクシ、出来れば自分が死んだら鳥葬(屍を鳥に食わせる、アレです・・・)にして欲しいなぁ~と思うぐらいです。

命の繋がりについて、もっと言えば、動物が排泄した糞尿は、植物の肥しとなって、また植物の実を動物が食って連鎖してるのが本来の自然の姿だと思うのですが、今の日本人は悲しいことに、自分の排泄物を下水処理をして、他の命を利するということをしていません。
(浄化処理にバクテリア等の生き物は使ってますが・・・)
これも連鎖を打ち切っていることになるんじゃあないでしょうか?
(ついこの前まで肥えタゴ担いで畑に撒いてたのに・・・)
要するにこの自然界で人間だけが特別な存在で、うまく自然をコントロールしていると思ってますよね。
本当はこの大きな自然に抱かれて生きる生き物の一種に過ぎないんですけど。。。


② 人の三大欲求は、性欲・食欲・睡眠欲(食欲より本能的には性欲の方が大きいんです!!)だといわれていますが、
本能としてまず優先されるもには第一に子孫を残すこと
第二にそのために自分の命を繋ぐこと、という仕組みになってることが良くわかります。(命の構造というか、本能の仕組み)

で、先ほどの生殖本能によるオス同士の争いですが、食べたいという本能より子孫を残したいという本能の方が強いわけですから時には、相手を殺してしまうこともあるでしょう(自然界ではホントにごく稀でしょうけど)
しかし、それは決して相手のオスが憎いから争っているのではありませんね、目的は子孫繁栄という本能ですから。

ですから、殺してしまう意味はどこにもないんです、相手を食べないんですから・・・
ま、カマキリなどは交尾が終わるとメスがオスを食べちゃうことでよく知られてますが、これも産卵に備えて体力をつけるために用がなくなったオスをメスが自分に取り込んでるんでしょうから、当然憎しみからではありません。

もちろん、そのメスも産卵が終わったら死んじゃうわけで・・・
(生きる目的を果たしたら自然に帰るというか、他の命を繋ぐ糧となる、これも自然界のルール。。。)
動物は人間も含め、基本的に共食いをしません(ある種のサルやヒトは部族同士で殺して食べるという習慣があるのは事実ですが・・・)自分に似たもの、自分と同じ顔を持つ生き物を食べるのは命としてはタブーという本能があるのではないでしょうか?

こうして考えてみると、人間が他の生き物たちを支配し、自然災害等の驚異からもある程度身を守ることが出来る文明を発展させた頃から戦争は始まったんじゃあないでしょうか?

多分、理性で生きる現代人よりも本能で生きていた石器時代の原始人は仲間同士の殺し合いはしてなかったと思いますよ
だって、いつ猛獣の餌になるかわからないし、「お金持ちになりたい」なんて事、考えてないんですから。。。

さてさて、生命の本質本能と理性について長々綴って参りましたが結論に参ります。

【人を殺さないこと(非暴力・武器を無くすこと)が本能で、人を殺すこと(戦争)は自然界の大きなルールを無視した理性ゆえの過ちだ】
ということです!

あぁ・・・長くて深いトンネルに入ってしまいましたねぇ~
ワタクシなりの『アヒンサー』(不殺生)の思想、まだまだ続きそうです。。。
(ちなみに非暴力についてまとめたページはこちらですよ)
Commented by at 2007-12-02 21:27 x
うーん違うと思いますねー
原始人は殺し合いしてたと思いますよ
金に換わるなにか...女とか縄張りとか食料とかで
もっとつまんない事で殺してたはずですよ確か...
邪魔者は殺す!が本能だと思います
また時間がある時にゆっくりと書き込みます
Commented by barbershop-silver at 2007-12-02 23:41
今回の記事は「生命の本質」「本能とは何か」について書きました。
地球が太陽の周りを規則正しく回るように、「生命」にも一定のリズム、法則があるはずです。
すべての生き物(もちろん人間も含めて)は、この法則に則って生きています。

>原始人は殺し合いしてたと思いますよ
これについては、ワタクシも憶測でしかありませんので、改めて勉強したいと思います。
興味深いブログ記事を見付けました、参照してみてください。
http://d.hatena.ne.jp/HIROMITI/comment?date=20071025

>邪魔者は殺す!が本能だと思います
よくテレビでアフリカの子供の顔にハエが群がっているのを見ることがありますが、追い払ったり殺したりしてないでしょう?
牛や馬も体にハエが群がっても、追い払うことはあっても殺してないでしょ!
『邪魔者』という概念を考えていること自体、本能でなく理性なのですよ。

草食動物は肉食動物を殺しません。
肉食動物も腹が減っている時しか獲物を取りません。

本能に『憎しみ』は無いのです。
『共食い』もありません。

ま、『嘘喰い』は、あるかもしれませんが・・・??!
by barbershop-silver | 2007-12-02 02:26 | 非暴力 | Comments(2)

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