ひげおやじのひとりごと

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親父の葬儀の翌日

親父の葬儀が4月25日、月曜日になったものですから、親父は死んでも理容師やなと・・・
月曜日に葬儀だったので、同業者の方も沢山参っていただき、私も臨時休業せずに喪主が出来たと・・・
ってことで、翌26日、火曜日は、お店を営業したんです。
親父に「ワシが月曜日に葬儀にしてやったのに、火曜日何で休んどるんや」って怒られるような気がして。

その日は朝9時にヘルパーさんに入ってもらい、入れ替わりでウチの息子が様子を見に行ってくれました。
「おばあちゃんはワラビが好きなんじゃろうけど、ワラビは無いけぇワラビ餅買ってきた」っていうと「まぁ~あんたぁ~やさしいね~」って言ってくれたそうです。
昼前に、姉が行ってくれ息子とバトンタッチ、母は週に一回くらいの割合で診療所に点滴受けに行ってたのですが、この日は姉が連れて行ったそうです。
夕方、近所の仲の良い奥さんが、お父さんにってお菓子を持ってきてくれて、夜、私が仕事を終わって8時半過ぎに行きました。
呼び鈴押してもなかなか出てこないので、どうしたんかなと思ってたら、「どちらさまですか~?」って母の声、「あなたの息子さんですよ~」って言って
ドアを開けてもらったら全裸の母!!「かあちゃんどしたん!」って言ったら、「ゴメンゴメン、今風呂入ったところなんよ」って・・・
まぁ・・・よ~く知ってはいましたが、ホントに開けっ広げでアッケラカンとした母らしい姿。
「ゆっくり風呂入りんさい」って言って、部屋の中で写真の額を探しました。
というのも、葬儀屋さんとの打ち合わせで、遺影をどうしましょうかって言われた時、すぐに思いついたのがずっと居間に飾ってあった写真でした。
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6年前の春、近くの公園を両親が散歩していた時、ちょうどカメラが趣味のお客様に出合って、撮ってもらった写真だという事で、両親がとても気に入っていた思い出の一枚でした。
「お母ちゃん、父ちゃんの遺影はこれでええね」っていって、顔だけを使って、ジャケット着た様に合成して作ってもらったんですが、その写真を入れていた額が見当たらない・・・
母に聞くも「知らんよ」と、姉が聞いた時には「壊れたけぇ捨てた」と言ったそうですが、捨てた形跡もない・・・
そうこうしてると、母がサッパリした顔で風呂から上がってきました。
「診療所に行ったって姉ちゃんに聞いたんで心配しよったけど、元気そうじゃね」っていうと「点滴受けたら元気になったんよ」って、確かにいつも通りというか、すごく元気な様子に安心しました。

結局、額は見つからず、「また、良い額を買ってくるけぇ」ということにしました。
「明日はデイサービス行くんじゃろ」って聞くと(週2回、水曜と金曜に行ってました)「行くと先に主人を亡くしたっていう人がいるんで話が合うと思うんよ」って言うもんだから
「そりゃーええね、一人で家に居っても話し相手が居らんようになったんじゃけ、行けば寂しくないじゃん」っていう会話をしました。
「それじゃぁ明日、又9時にヘルパーさんが来るけぇね」「おやすみ」って言ってマンションを後にしました。

マンションの裏側に停めた車に戻り、姉に電話してると大家さんがゴミステーションの片づけに出てこられました。
姉に「直ぐ掛けなおすけぇ」って電話をいったん切って、大家さんに挨拶をしました。
実は、ちゃんと話をしたのはこの時が初めてだったんです、父の葬儀にお参りいただいたお礼と母がまだ暫らくはお世話になるんで宜しくお願いしますと。

暫らくというのは、両親が元気な時は、二人でどこまで暮らせるんだろうかと思っていましたが、母だけになって、一人で措いておけんなと・・・
ただ、認知症に一番イケんのは環境の急激な変化だっていうんで、暫らくは代わる代わる顔を出しながら一人暮らしをしてもらうしかないなと・・・

まだつづきます。
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by barbershop-silver | 2016-06-23 19:49 | 両親に感謝 | Comments(0)

山が海が・・・俺を呼んでいる?のか?!


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